こんにちは!スタッフのRenaです!
突然ですが、ホットドックは食べたことありますか?「まあ、あるけど…それが?」と思った方もいるかと思いますが、実はアメリカのホットドックは歴史・文化・プライド・アイデンティティが関わってくる貴重な食べ物なのです!(笑)
日本では、東京と大阪などの都心の間でちょっとした対決みたいなものがありますよね。実はこのようなプライドとアイデンティティの争いが、アメリカにも存在するのです。特にニューヨーク・ロサンゼルス・シカゴの大3都市では、大きいプライド対決が見られます。
そして、ホットドックは、このプライドの争いに大きく関わってきます。
シカゴドック VS ニューヨークドック
シカゴドック
(引用元:https://www.thepauperedchef.com/article/how-to-make-a-chicago-style-hot-dog)
シカゴのホットドックとは、野球場の外などの売店でよく売られている、具材盛り沢山のホットドックです。野球を観戦しながら見たり、道端で食べたりするのがシカゴアン(シカゴに住む人)の習慣なのです!
「なんかいっぱい入ってる。。。」と思った方もいると思いますが、とにかく具材が多いんです!中身は、ソーセージ・マスタード・玉ねぎ・ペッパー・トマト・レリッシュ(アメリカの漬物)などなど。それと、一番重要なのが、セロリソルト(celery salt)と言った、セロリの種から作られる調味料です。このセロリソルトが、とっても美味しいのです!セロリソルトは、シカゴ在住以外の人々に、ほとんど知られていません!
ちなみに、シカゴドックにケチャップを絶対に付けないという謎のルールが存在しており、シカゴの売店で「チャップ付けてください」と聞いたら、怒って売ってくれないお店もあります!(笑)
ニューヨーク・ドック
(引用元:https://www.seriouseats.com/recipes/2014/03/ryann-farr-new-york-style-hot-dog-recipe.html)
それと変わって、ニューヨーク・ドックはシンプルなホットドックとなってます。中身の具材はソーセージ・玉ねぎ・ザワアクラウト(ドイツの漬物)・マスタード・ケチャップなどが入ってます。シカゴドックのように具沢山ではないため、シンプルな味が好きな人はニューヨークドックの方が好みかもしれませんね!ニューヨーカー(ニューヨークに住む人々)は、小腹が空いた時に、売店などでこのニューヨーク・ドックを買うのでしょうね!
プライド対決!!
ニューヨーカーとシカゴアンは、自身の街のホットドッグの方が美味しい、どちらが「本当のホットドッグ」なのかという、プライドとアイデンティティの争いがあるのです!
どちらのホットドッグの方が美味しそうですか?是非シカゴとニューヨークなどに行き、確かめてみてください!🎵
それでは!
(アイキャッチ画像引用元:https://www.thrillist.com/eat/nation/best-regional-hot-dog-styles-in-america)