Hello!SSAスタッフのKayoです!
2020年もあっという間に3月ですね・・・!
さて、3月といえば卒業式シーズン。受験もひと段落ついて、卒業式後の集まりや謝恩会の準備に忙しくしているころでしょうか?
しかし、この時期は海外、とくにキリスト教徒の多い国では大切なイベントがあります。
そう、イースターです!
最近は、日本でもイースターにちなんだデザインのお菓子などがお店にも並んでいるので、だんだん有名になっていると思います(*^^*)
画像引用元:https://www.glico.com/jp/enjoy/contents/easter01/
オーストラリアの小学校では、生徒ひとりひとりの宗教を尊重して、大々的にイースターをお祝いすることは少ないですが、生徒には大切なミッションが課されます。
それは、チョコレートを売ること。🍫
学校でチョコレートの入った箱を渡されて、その中身を売って歩くんです。
私の住んでいたエリアでは、小学生はみんな Cadbury(イギリスのお菓子メーカー)の箱を抱えて歩いていました。
画像引用元:https://kidsarekids.org.au/cadbury-easter-fundraising/
箱の中には、たまごの形をしたチョコレートが袋に詰められたものが沢山入っています。1つのパックには1つのフレーバーしか入っていませんが、箱全体では、カラメルやハニーコームが入っているチョコレートもあります✨
1つのパックに大体200gほど入っているので、1人では十分すぎるほどの量なのですが、兄弟が売っていた時にはついつい全種類買ってしまってました。。。
ところで、なぜ小学生がチョコレートを売りに行くのでしょうか?
実はこれ、Easter Fundraiserと言って、一種の募金活動なんです!
画像引用元:https://probonoaustralia.com.au/news/2016/11/charity-regulator-raises-concerns-fundraising-practices/
オーストラリアの小学校では、年に何度か募金活動を行うのですが、日本のように募金箱を設置しないんです。代わりに、保護者にお菓子を作ってもらったり、先ほど紹介したチョコレートのように、メーカーから専用の商品を買ったりして、それを売った利益を募金します。
募金する先は、Salvation Armyのような教会や財団など、慈善事業を行っている団体のほかに、学校自体の資金になる場合も。
いずれにせよ、チョコレートを頑張って売っても、自分がお金を稼げるわけではありません(笑)
以上、今回は、オーストラリアの可愛くて美味しい募金活動をご紹介しました♪
それでは、See you next time!
アイキャッチ画像引用元:http://jewel993.com/easter-egg-hunt-coffin-ridge-monday-april-22nd/