こんにちは! SSAスタッフのユミコです♪ 留学やワーホリなどで海外に長期滞在&生活する場合、まず恋しくなるのが日本のお米…。海外でも和食を食べられるだけで、ずいぶんとホームシックが軽減されるもの。今日は海外でお米を炊くための、先輩たちの知恵をご紹介します!
まず、海外(特に欧米)ではお米ではなくパン食文化圏の方が多いので、お米自体がないがしろにされがちです。たとえば、私が留学していたイギリスでは、お米は「オリエンタル」とか「ワールド」といったフードコーナーで販売されており、インド料理で使われる細長い、パサパサしたタイプのお米(バスマティ米)がほとんどでした。日本のお米に近い触感・粘りを求めて、私自身はイタリアのリゾット米を買っていました。
お米は必ずしも「主食」ではなく、サラダのトッピングとして使われたり、お米を使ったスイーツなどとして食べられていたりします。炊いたお米を「ネバネバしているから…」と言って、ホストマザーがザルで洗っているのを見たときは驚愕しました(^^;)
日系人の多いハワイなどでは、日系のスーパーに行けば、アメリカで栽培されたコシヒカリや、日本から輸入された日本米が売られています。アメリカ産のお米は、とても安い半面、コシヒカリといえども日本で買うコシヒカリとは程遠い味です(^^;)
そして次に炊き方。まず、ホームステイ先やホームセンターなどに、普通に炊飯器が置いてあることはまれです。アジア系のお宅か、もしくは特殊な家電ショップ、オンラインショップなどでなければ、炊飯器は売られていませんし、日本で買うのに比べてかなり割高です。
よく、秋葉原や新宿などで炊飯器を爆買いするアジアの旅行客を見かけますが、やはり日本の炊飯器はご飯を美味しく炊くのに優れているのでしょうね。
炊飯器がない場合、お鍋や圧力鍋でお米を炊くことが出来ます。水加減や火加減、炊飯時間などをきっちりやらないと失敗することもありますが、うまく炊ければ十分美味しいご飯が食べられます。クックパッドなどのサイトで、炊飯器を使わないお米の炊き方がたくさん載っていますので、参考にしてみるのも良いかも。
鍋を使ったご飯の炊き方の一例↓
http://cookpad.com/recipe/1091194
炊飯器がなくても、鍋を使ってご飯を炊くことが出来るわけですが、海外では水質が日本とは違う場合もあるので要注意です。日本は軟水ですが、特にヨーロッパ地域では「硬水」地域も多いので、例えばブリタなどの浄水器を通した水を使ったり、浸水時間を長く確保したり,お酒や酢を入れてふっくらさせたり、浸水時に氷を加えたり・・・といったような、海外でご飯を炊くためのちょっとしたコツも駆使して、少しでも日本の味に近づくよう海外在住の日本人の先輩たちは涙ぐましい努力を重ねているわけです!
皆さんも、海外で生活される場合は、ちょっとした工夫でお米を美味しく炊いて、快適海外生活を楽しみましょう♪♪♪