Hello everyone! SSAスタッフのMayuです★
日本で募金や寄付活動というと、どうしても駅前での募金活動や
テレビで呼びかける赤十字の募金活動・・・というイメージがついていますよね。
(引用元:http://amanda-faye.com/portfolio/red-cross-japanese-tsunami-relief-posters/)
日本ってあまり物を寄付したり・・・というのが文化的に根付いている印象は
私個人的にはないんですが、いかがでしょうか?
ですが、海外でいう募金・寄付活動は人々の認識が変わってきます。
特にアメリカは募金・寄付大国と言っても過言ではありません。
ハリウッドセレブが多額の物・お金を寄付をするのは当たり前ですし、
学校でもよく食品の寄付やBook Fairなどをして、その売上げの一部を寄付に・・・
なんてことは日常茶飯事でした。
今日はそんな変わったアメリカの寄付文化について触れていこうと思います!
アメリカでは、貧しい子供達に向けて
クリスマスやThanksgiving(感謝祭)の前には
(引用元:https://www.buzzfeed.com/ryankincaid/canned-food-drive?utm_term=.ebMa8qpVv#.qeEqXzdn3)
腐らない食べ物(non perishable)や缶に入った食べ物(Canned Food)
の寄付を呼びかけるFood Driveと呼ばれるイベントが
小学校~高校では行われています。
これは養護施設の子供達や貧しい子供達に届けられるようになっています。
貧富格差が大きいアメリカならではのアイデアですが、
日本ではあまりこういった募金・寄付の文化は根付いていないですよね。
(引用元:https://www.thepapershop.com/company/shout-out/holy-redeemer-high-school-9/)
なんとこんなに集るのは当たり前!
私の高校はマンモス校だったので、何百キロ以上食べ物が集りました!
なんて当たり前でした。
どれくらい当たり前かというと・・・
「月曜までにcanned food一個もってきたらExtra creditをあげるよ~」なんてクラスも。
(※Extra creditとは成績に付与されるサービスポイントのようなものです)
持ってくる前提で当たり前で、みんなも一個持ってくるので成績が上がるなら!
と躍起になってもってきます。笑
勿論期間中はDonation Box (寄付箱)が
学校のいたるところに設置され、
(引用元:http://samaritanhousesanmateo.org/students-food-drive/)
こんな感じで大量の食料が学校に集ります。笑
日本では寄付文化って言うのはあまりなじみないですが、
アメリカでは子供のころからこういった活動に参加しているので
機会があれば寄付・募金するのは当たり前といった文化が根付いているんですね~!
Food Driveとは別に、Wrist Bandでの募金を募ることも
海外では当たり前になっています^^
私も、3.11の時は、高校生だったので
アメリカの高校にいた日本人のみんなで結託して
3.11 donation wrist bandを作って
(引用元:http://www.sayitbands.com/_japan-support-wristbands.htm)
※画像はイメージです
こういったゴムのdonation wrist bandは大体$3~$5ほどで
学校で売られるのは募金活動として主流なんです。
日本では普通に募金を直接的にお金でやり取りすることが多いですが、
これが大きく異なる点だと感じました。
そして、3.11の当時は何十万という額が集るほど、
高校のみんなも日本の赤十字に送るための寄付をしてくれました。
こういったリストバンド、日本ではあまり主流ではありませんが、
高校などで行うと、
「あ、何そのリストバンド?」
「え、○○がdonationのために今売ってるんだよ!」
「え、私も募金しよう!○○に連絡しなきゃ!」
みたいな会話が生まれるんです笑
ただお金を渡すよりこういう形でもらうと
募金したほうも達成感を得られますし、
募金を集めている側にも広告効果となって一石二鳥なんですよ♪
日本にもこういった文化が早く広まるといいですよね^^
それでは、See you soon!
アイキャッチ画像引用元:http://charitableadvisors.com/tax-bill-could-impact-indianas-charitable-giving/