こんにちは! SSAスタッフのユミコです🎵 日本の食文化が海外にも浸透してだいぶたちますが、ここ数年、じわじわと頭角を現しているのが、「MACCHA」。そう、抹茶のこと。
今日は、MACCHA(MATCHAとも)の持つ可能性について、ご紹介したいと思います!
今年の初め、ネスレ日本の社長は、「抹茶をコーヒー、チョコレートに次ぐ第3の柱に位置づけ、市場開拓を進める」と発表しました。
既にネスレ日本は、10年以上前にキットカットの抹茶味を発売していますが、コーヒーで展開しているように、抹茶を淹れるマシンを職場や家庭においてもらい、抹茶を継続的に販売するビジネスを始めるとのこと。
お抹茶は、茶筅で泡立てて入れるのが特徴ですが、普通の家庭では道具をそろえてやるのは難しいもの。でも、マシンを使えば、泡までたてて淹れることができ、美味しく本格的な抹茶を楽しめるそうです!
そして、抹茶は美味しいだけでなく、栄養価が高く、健康食品としても注目されています。例えば、豊富に含まれるカテキンの「抗酸化作用」、ビタミンCの「美白効果」、カリウムによる「むくみ解消、デトックス効果」、食物繊維による「ダイエット効果」、カフェインによる「脂肪燃焼」・・・と、実は、海外の有名セレブやモデルたちも注目する、すごい実力を秘めたスーパーフードだったのです!
実際、日本の緑茶専門店の老舗「一保堂」は、NYのマンハッタンに進出(Ippodo Tea, New York)。抹茶だけでなく、炒り方や淹れ方で変わる日本の茶文化に広く親しんでもらえるよう、様々なお茶を取り扱っています。玉露、煎茶、ほうじ茶から麦茶まで。京都からの専任スタッフが駐在しているそうですよ! それにしても、「麦茶」一杯が$2.95とは、海を渡ると麦茶も高級品になるのですね・・・!
他にも、スターバックスがお茶専門の「Teavana」をアメリカ全土にオープンしたことからも、緑茶、抹茶への関心・需要の高さがうかがえます。それにしても、Teavanaの店内やディスプレイのおしゃれなこと! お茶文化がアメリカで独自に解釈されて、進化したかのようです。
(写真Source: https://chapedia.wordpress.com/2014/01/03/new-york-teavana-bar/ )
そういえば、ちょっと前にヨーロッパから日本にやってきた友達が、南部鉄器の鉄瓶を買いたいと探していたのを思い出しました。日本の私たちからすれば、重くて使いにくく、デザインも地味で、若い人が好んで買うようなものではないと思っていたのですが、最近の南部鉄器の鉄瓶は、パステルカラーで色付けされ、とってもおしゃれ! 海外では、インテリアとしてもマッチするとして、今、とても人気が出ているのだそうです。
確かに、色味が違うだけでも、ずいぶんおしゃれな感じが。。。
(写真Source: https://www.yelp.com/biz/teavana-plano )
(写真Source: http://alloveralbany.com/archive/2009/01/28/teavana )
もしかして今では、海外の人の方が、日本の私たちよりも緑茶を評価し、積極的に飲んでいるかもしれませんね?!
以上、世界のMACCHAのご紹介でした!