つい最近まで女性が首相だったオーストラリアは、男女平等がかなり徹底された国。政治の世界だけでなく、企業でも女性の社長、管理職の割合は高いです。日本ではまだ「上司が女性」という職場はまだ「当たり前の光景」とまでは言えませんが、オーストラリアでは全く珍しくありません。
オーストラリアの元首相、ジュリア・ギラード
(画像Source: The Australian)
そんな社会の「男女平等」は、家庭の中でも徹底されています。結婚して専業主婦になる人は少なく、大抵の女性は結婚後も、出産後も仕事を持って働き続けます。その代わり、家事や育児は夫と半分ずつが当たり前。夫婦の財布が別で、家賃や食費もとことん折半するのです!
日本でも、最近になって育児を積極的に手伝う「育メン」が注目されるようになりましたが、一方で、「お皿の洗い方が雑だから、結局私が後で洗わなくちゃならないの!」と夫に家事をされることを嫌がる妻たちが多いのも事実。
オーストラリアの場合は、男女問わず10代で親元をはなれ、独立することを目指すので、男の人も早くから家事を自分でやり始めます。そんなわけで、男女の家事の質にあまり差がないのです。
ちなみに、カップルは徹底的に折半するオージーたちですが、「意中の女性との初デートではおごる」という男性は少なくありません。でも、おごるのは最初の1回だけっていうケースが多いみたい^^;
オーストラリアに留学して恋人もゲット!と考えている人は、オージーたちの金銭感覚も知っておくと、面食らわないですみますね!