こんにちは! SSAスタッフのサトコです♪ 今日は、野生動物&植物の宝庫・オーストラリアで最強と言われる植物をご紹介します。何気に身近だったりするので、アウトドア派の人は要注意!!
その名もギンピーギンピー(Gympie-Gympie。スティンガーとも言う)。名前だけ聞くとかわいらしい響きさえしますが、この植物は本当に恐ろしい毒を持っていて、軽く触れただけでグラスファイバー状の細い針がささり、何と数ヶ月(時には数年!)も酸でやけどをしたような鋭い痛みに苦しむことになるのです!
見た目はごく普通!!
この植物はオーストラリア北東部のジャングルなどに広く分布しています。かつては広大だったジャングルも、イギリスの入植により大分破壊されてしまいました。その際、馬を使ってジャングルを切り開いていったのですが、このギンピーギンピーに刺され、激痛のあまり死んでしまう馬も多かったとか。あまりの痛みで命まで落としてしまう草・・・つくづく、恐ろしいですね!
しかし、不思議なことに、この猛毒を持つ植物は、オーストラリアに元々いた動植物には全く無害なのだそうです! 「あとから」オーストラリア大陸に渡ってきた人間や馬、その他の動植物に対して毒を発する・・・ ある意味、この植物はオーストラリアを外敵から守っているのかもしれません?
日常生活でこの植物にお目にかかる機会はほぼ皆無ですが、ジャングルなどに行く機会のある人は気をつけましょう!
(アイコン画像Source: http://theurbandaily.com/2013/05/01/australian-bestiality-billboard/ )