こんにちは! SSAスタッフのユミコです(^^♪ これからの季節、贈り物をする機会も増えますよね? 皆さんは。プレゼントを誰かにあげるとき、ラッピングはどうしていますか? 今日は、日本のラッピング文化についてご紹介します!
海外でお土産を買うと、大抵の国で、ラッピングがとっても簡素(または雑^^;)なのに驚いた人は少なくないはず。それなりに高価なものを買ったのに、薄いビニール袋にポンっと入れて渡されるだけとか、よくあります。日本の観光地だったら、安いものでも、一つずつ梱包したうえで、最後に大きな袋に入れてくれたり、(バラマキ用に)「小さい袋は何枚必要ですか?」と聞いてくれる店員さんもいます。こんな気配り(?)は、海外の場合は、日本人ツアーの得意先となっているお店ぐらいしかないのでは・・・?
日本のデパートならば、レジで「贈り物用です」と言えば、商品の代金だけで、そのままプレゼントとして渡すのに十分なラッピングをしてくれます。日本ではこれが当たり前なので、ラッピングを自分でするという人は、珍しい方だと思います。
一方、私が留学していたイギリスなどでは、クリスマスや誕生日の贈り物は、ほとんどの人が包装紙を買い、自分でラッピングをしていました。大抵は、包装紙がぴっちり・きっちりとは包んでおらず、かなり大雑把な感じでしたが・・・(^^;)
こ~んなラッピングも多々見ました・・・(笑) 新聞紙で包んであることもありましたよ(^^;)
(画像引用元:http://theedgemag.co.uk/blog/christmas-rapping/)
(画像引用元:https://www.joebrowns.co.uk/blog/tag/wrapping/)
日本の百貨店の店員さんがするように、隙間なくぴっちり、折り目もはっきり・・・の包装は、海外の旅行者から見れば、もはや「アート」の領域なのだそうです! 確かに、芸術作品のように美しいですよね!
(画像引用元: https://theculturetrip.com/asia/japan/articles/how-to-celebrate-christmas-in-japan/ )
結び方を工夫すれば何通りにも使える風呂敷の文化や、折り方&結び方で何百通りにも変化する着物の帯や折り紙など、日本独自の文化が、現代の「ラッピング」にも表れているのかもしれません。
以下にご紹介するのは、紙や布を使ったラッピングではなく、「藁(わら)」を使った、元祖ラッピング「卵の苞(つと)」。日本の伝統工芸として、世界の博覧会で何度も紹介され、その美しさと機能性が絶賛されたそうです。
(画像引用元: http://creativeroots.org/2010/12/how-to-wrap-five-more-eggs-traditional-japanese-packaging/ )
現在では、「卵の苞(つと)」を編める職人さんは、日本でも数少なくなってしまったそうです。日本が誇れる文化として残ってほしいですね!
以上、日本のラッピング文化についてでした♪
(アイキャッチ画像引用元: https://www.youtube.com/watch?v=cvCUGmteGFk )