皆さんこんにちは!SSAスタッフのMegumiです!
今回のブログはケニアで実際に経験した恐ろしすぎる公共交通機関「マタトゥー」についてお話したいと思います。
早速マタトゥーについて語りだす前に、まず、ケニアの交通のバックグラウンドなどについてお話ししたいと思います。
ケニアは東アフリカの大都市と呼ばれていており、その目を見張る経済成長もさることながら、国際機関など多くの重要な機関が拠点を置いています。
そんなアフリカの中の大都市ナイロビでの主な交通手段といえ場、なんといっても自動車です。
画像引用元:https://yoshintheuk.wordpress.com/2014/10/16/traffic-jam-in-nairobi/
大都市とは言えど、鉄道などの公共交通機関はまだ発展途上です。それと打って変わって自動車道・自動車網は日に日に、着実に広がっています。そのため、自動車での移動が一番効率的で、多くの人が日常的に自動車を利用するのですが、現在ではその台数が多すぎてここ何年ケニアでは、渋滞が非常に多きな問題になっているのです。
私が実際にナイロビに住んでいた時も、毎日スクールバスに乗り学校に行っていましたが、本来渋滞がなければ15分ほどで学校に到着できるところを、1時間以上かけて学校にいっていました。帰りのラッシュはさらにひどく、一度3時に学校を出て、7時にバス停につくなんてことも経験しました。
そんなケニアで、現地の人が一番よく使う交通機関こそが、今回紹介する「マタトゥー」です。
画像引用元:http://masailand.com/profile/matatu/
ケニアの交通人の足となっているマタトゥ。このようなバンのことをさし、基本的に相乗り制で目的地の方向が一緒の人が道端で合図を出して乗っていくスタイルです。
このマタトゥの何が恐ろしいかというと、このマタトゥ業界が全くの無法地帯だということ。
乗車定員オーバーなんて通常運転、車からはみ出している人を見たことも何度もあります。また、ビジネス精神が旺盛なのは結構なのですが、お客様を早く目的地に送るためか、渋滞時には危険運転などが目立ちます。割り込み運転、幅寄せ、歩道の走行などは日常的に行われています。マタトゥの衝突事故で渋滞が悪化することだって珍しくありません…
幅寄せのし過ぎで私が乗っていたスクールバスに傷がついてしまうことや、渋滞時にスクールバスのすぐ横をマタトゥがすさまじいスピードで走行していることもありました…
ケニアが大好きな私ですが、マタトゥだけは今でも好きになれませんし、怖いです(笑)私がケニアの唯一苦手な側面かもしれません。
素晴らしい自然を堪能するために、皆さんに一度は是非ケニアを訪れていただきたいですが、その時は是非、マタトゥにご用心ください(笑)
それでは、今回のブログは以上です!
See you soon!!!
アイキャッチ画像引用元:https://www.travelbook.co.jp/topic/10283