皆さんこんにちは!SSAスタッフのMegumiです!!ヾ(・∀・*)
今回は日本人に馴染み深いナポリタンのお話です。
画像引用元:https://www.gnavi.co.jp/dressing/article/21698/
日本で“ナポリタン”というと皆さんは多分このスパゲティーを想像すると思います。ナポリタンが日本発祥のスパゲティーであることは有名な話ですよね。第二次世界大戦後に日本の喫茶店で、パスタの本場イタリアのナポリで売られていたトマトソースをかけたスパゲティーをヒントに作られたそうです。日本発祥ですから、海外のイタリア料理店などで
『ナポリタンをください』
と言っても伝わらないわけです。
ですが、“ナポリタン”という食べ物は海外に存在していないわけではないということをご存知ですか。
海外で言う“ナポリタン”その正体はなんと…
画像引用元:https://www.vaporfi.com/neapolitan-ice-cream.html
アイスクリームなんです!
具体的にはチョコレート、ストロベリー、バニラの3種類の味のアイスを三つ並べたものです。
ナポリタンアイスクリームは、19世紀にアメリカで誕生しました。なぜナポリタンアイスクリームと呼ばれるようになったかは諸説ありますが、このデザートがイタリアのナポリから来た冷菓職人によって作られたものであるからという説が有力です。
画像引用元:http://flagpedia.asia/ja/italy
イタリアからアメリカにわたってきた冷菓職人がイタリアの旗に見立てて3種類のアイスのブロックを並べたデザートを作ったのがナポリタンアイスクリームの始まりだとされています。
作られたばかりのときは、チョコレート、ストロベリー、バニラ味に決まっていたわけではなく、様々な組み合わせのアイスが売られていました。しかし、当時人気のアイスクリームがこの三種だったため、現在の形に落ち着いたと考えられています。
これがどのようなことを意味するかというと、海外のレストランなどで「ナポリタンをください」といった場合、スパゲティーだと伝わらないことはおろか、アイスクリームを注文していると思われてしまうのです。カタカナだから外来語だと思ってると思わぬところで勘違いされてしまうということですね…気をつけたいですね(‐ω‐)
それでは、今回はここまでです!
See you again!
アイキャッチ引用元:https://wondertrip.jp/europe/italy/92891.html