こんにちは! SSAスタッフのユミコです🎵 長い冬が終わり、日に日に暖かくなってきましたね! 暖かく、さらには暑くなってくると、自販機や冷蔵庫にずらっと並ぶジュースは必需品です。中でも、「オレンジジュース」は、皆に愛される定番系!
そんなオレンジジュースですが、ジュースのパッケージをよく見たことはありますか? 私は好きなオレンジジュースの銘柄のパッケージは「なんとなく」覚えていますが、はっきりとは自信がなく…(汗)そういえば、パッケージの中央にオレンジの絵がかいてあったかな、いや、写真だったかな…みたいな。
ところが、この、オレンジが「写真」なのか、それとも「イラスト」なのかは、実はと~~~っても大きな違いなのです!!
日本では、何かの商品を、実際よりも優れているかのように宣伝させたりしないように、「景品表示法」という法律があります。例えば、高級ブランド「松坂牛」を使った商品でもないのに、消費者に(これは松坂牛入りのハンバーグ)と誤解させてしまうようなパッケージ表示はしない、など定められています。
「オレンジジュース」のような、果汁のジュースについても、景品表示法の決まりがあり、その果物の果汁が少しでも入っていれば、販売メーカーが自由に果実の写真やイラストをパッケージに表示できるのではありません。なんと、果汁のしずくや果実のスライスを表示してもよいのは、果汁100%のジュースだけなのです!!! さらに、果汁の割合が少ない5%未満のものや、無果汁のものには、写真も具体的な絵も表示できません。ただし、この場合、図案化した絵ならばOKなので、オレンジっぽいキャラクターのイラストがパッケージに書かれていたりする商品は、この決まりによるところが大きいでしょう。
ちなみに、このルールはオレンジジュースに限らず、リンゴジュース、パイナップルジュースなど、あらゆる果汁のジュースが従っています。景品表示法での決まりのほか、業界団体独自で、さらに厳密な自主規制を設けていることもあり、私たちが「思っていたのと違う!!」とがっかりしたり、騙されたりしないよう、守ってくれているわけですね。
今度、スーパーで果汁ジュースを買うときは、ちょっと気にしてみてくださいネ♪
(アイキャッチ画像引用元: http://abcnews.go.com/Business/drink-orange-juice-depends-goals/story?id=23566117 )