普段、「健康には自信があるんだよね~」という人でも、慣れない海外生活では、日本とは気候が違うし、常に精神も張り詰めていたりするので、体調を崩したり、事故で怪我をする可能性は、日本より高まります。
オーストラリアでは、留学ビザを取得する学生には、OSHCという保険への加入が義務付けられています。OSHCは、Overseas Student Health Cover(海外留学生健康保険)の略で、通常は入学手続きのときに、学費と一緒に学校に支払い、OSHCの加入申請をします。
注)OSHC保険は学生ビザ取得された方のみ加入が可能。ワーホリビザでは加入できないので注意。
OSHCでは、オーストラリアに滞在中の病気、事故などによる怪我の治療や手術、入院費用などを規定料金内でカバー(大体80~85%)してくれます。でも、気をつけなければならないのは、OSHCでは”全額”はカバーしてもらえないことと、歯科治療などが含まれないことです!
一般的に、海外の医療費は日本よりもずっと高額な場合が多いです。なので、2割の自己負担という場合でも、かなりの額を払わされることもあります。超・高額の医療費に泣かされないためにも、OSHCのほかに、日本または現地の留学生用保険にも加入しておくことをオススメします。
ワーホリビザの場合もやはり同じように日本または現地の留学生用保険に加入されることを強くオススメします。
ほとんどの海外留学保険で、”対象外”とされているものの代表格が「歯科治療」。最近は、歯科治療もカバーできるとうたう保険もありますが、費用の半分までしかカバーされなかったり、支払いの上限額が10万円程度に抑えられている場合もあるので、条件をよく確認することが必要です。何しろ、歯科治療の費用はずば抜けて高額! 歯の詰め物が取れたので塞ぐというだけで$300とか、差し歯を作る場合は$4,000~$5,000とか!!!もうそこまでくると航空券代金を支払っても日本で治療をした方が断然的に安いってことで一時帰国する人も少なくないです・・・どちらにしても留学生活にも影響してしまうような金額ですよね・・・ ひぇ~~~
歯の治療は、必ず留学前に忘れずに済ませておきましょうね!!