こんにちは!SSAスタッフのKayoです。
早いもので、令和になってからもう半年が経とうとしています…
来月、10月には新天皇陛下の「即位の礼正殿の儀」「祝賀行列の儀」が実施されるということで、
今回のブログは世界の王室について、書いていきます!!
画像引用元:https://ellegirl.jp/article/royal-family-united-kingdom-150901/
まず、どれくらいの国に王室(皇室)があるのかというと、ざっと30カ国ほど。
イギリスやタイ、アラブ首長国連邦やサウジアラビアなどの国に王室があることは比較的知られていると思いますが、スペイン、モロッコ、トンガ、マレーシアといった国にも王室があるんです!
といっても、国によって国王や王族の役割はさまざま。
例えば、日本の天皇陛下は日本国を象徴する存在であり、政治的に強い権力を持っているわけではありません。
他方、中東の国家には国王が政治上の全決定権を持つ絶対君主制が多く、ヨーロッパでは、国王が部分的に政治に関与する、立憲君主制が多い傾向があります。
画像引用元:https://bushoojapan.com/world/england/2019/05/26/106074
また、多くの国において国王は世襲制、かつ男性のみを王位継承者とみなしていますが、
スウェーデンでは女性の王位継承を認めていたり、
マレーシアでは5年に1度、9人の州長がお互いに投票しあって国王を選出していたり、
そのシステムは国によって全然違います!
世界で最も有名であろうイギリスの王室も、ちょっと特徴的な一面があります。
イギリスというと、1952年に即位されたエリザベス女王が現在の国王ですが・・・
オーストラリアのコインをひっくり返してみると、
画像引用元:https://www.quora.com/How-much-is-a-queen-ll-Australian-2000-coin
なんと、すべてのコインにエリザベス女王のポートレートが!
2,000年ごろに一度新しいデザインに変わったため、若干雰囲気の違うものもありますが、同一人物です。
オーストラリアだけでなく、ニュージーランドでも同様のデザインが使用されています。
実は、イギリス王室はオーストラリアや、ニュージーランドなどの連邦国にとっても「王室」であり、敬意の対象となっているのです。連邦国はいずれも独立はしていますが、植民地だったころの名残なのか、イギリスへの結びつきがとっても強く、王室も自国の王室のように考えられているのかもしれません!
さて、今回はここまで!
ちなみに、日本の皇室は、途切れずに続いている世界最古の王室だそうです。
それでは、See you !
アイキャッチ画像引用元:https://www.dailysabah.com/europe/2015/11/10/indian-group-wants-to-reclaim-diamond-on-british-queens-crown