日本のお正月? アメリカのサンクスギビング・デー


毎年第4木曜日は、アメリカではサンクスギビング・デー(感謝祭)です。今年はちょうど11月27日でした。

thanksgiving

日本ではあまりなじみのないサンクスギビング・デーですが、日本でいうところの「お正月」に近い感覚かもしれません。家族が集まり、ひたすら食べて食べて食べまくる・・・そんな数日間なのです。

今ではほとんど宗教的意味合いを感じないサンクスギビング・デーですが、その起源は1620年にまでさかのぼります。イギリスから移住したピルグリム・ファーザーズの最初の収穫を記念する行事であると一般的には言われています。それが今では、家族や親族が集まり、ターキー(七面鳥)を食べ、小旅行でどこも大渋滞、お店はクリスマスの前哨戦とばかりに特別セールを行う、そんな祝日になっています。そのまま、日本のお正月みたいですよね?

thanksgiving-turkey-dinner-table-5

サンクスギビングのために大量に作る料理は、その後数日間かけて食べます。オーブンで焼いた七面鳥は、切り分けて食べるほか、あまったらサンドイッチなどに姿を変えて食卓に並びます^^

アメリカの小売店の売上げは、このサンクスギビング・デーからクリスマスにかけての1ヶ月間に、1年間の売上げの半分を占めるという説もあり、サンクスギビングのセールは半額は当たり前のビッグセールが多いです。サンクスギビングのこの時期は、実はクリスマスに次ぐお買い物旅行には狙い目のシーズンなので、買い物目当ての人はこの時期に旅行するもいいかもしれません。

ちなみに、アメリカ同様サンクスギビングをお祝いする習慣のあるカナダでは、10月の第2月曜日となっていますのでご注意を~