Hello Everyone!! SSAスタッフのMegumiです!(´・ω・`)
今回はアフリカ食文化第二弾ということで、アフリカ南部や東部の諸国に共通して主食となっているウガリ(地域により呼び方は変わりますが)についてお話していきたいと思います。
画像引用元:https://www.jiji.com/jc/v4?id=zambia&p=zambia-6344
ウガリとはコーンミルやキャッサバの粉末をお湯と混ぜて練って作っていくアフリカ南部と東部の主食です。もともとは、ひえや粟で作られていましたが、16世紀から17世紀ごろにアメリカから持ち込まれ、ひえや粟よりも遥かに収穫量が多いため、コーンミルのウガリが浸透していったとされています。
含ませる水分量によって粘性が異なり、パサパサしているものからお粥のようなものまで、形状は様々です。呼び方も地域によって異なり、ケニアではウガリ、ザンビアではンシマ、ウガンダではポショなどという。ちなみにンシマはモッチリしていてぺたぺたした触感のなのに対し、ウガリは少し堅めで手にまとわりつかないです。
ウガリは、それぞれの地域で獲れるお肉やお魚、野菜などを調理して味付けをしたものと食べます。アッツアツのうがりでやけどをしないように、冷水の入った小皿をわきに控えなら手でウガリをちぎって具を包み、口に運びます。メイズコーン(とても堅く粉末状等にしなければ食べられないトウモロコシの品種)のやさしい味と色んな味の具がいい組み合わせになって何度もウガリをおかわりしてしまいます。ウガリはたとえるなら、アフリカ南部と東部の“お米”のようなものです。ここの地域の人達はよくウガリを食べます。各家庭や部族によっても具が少し異なったり隠し味があったりなど、生活に根付いています。色んなお家のウガリを食べてみるのも興味深いです。
日本では残念ながらこのアフリカの家庭料理を食べることができるお店はありませんが、アマゾンなのでコーンフラワーは買えるので、興味ある方は是非試してみてください♪
see you soon!!
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