Hello! SSAスタッフのKayoです♪
本日1月18日は何の日か、皆さんご存知ですか?
今日は、令和初にして、最後の大学入試センター試験の初日。
画像引用元:https://mainichi.jp/articles/20190119/k00/00m/040/235000c
多くの受験生が受験するこの試験。日本では1990年に現在の形になり、全国共通で使われてきましたが、海外ではどんな試験が実施されているのでしょうか?
各国で利用されている試験について、そして入学試験では何が重要なのか、簡単にご紹介していきます!
韓国
おとなりの韓国では、「大学修学能力試験」と呼ばれる共通試験が11月に行われます。マークシート形式で、扱う科目も大体センター試験と同じです。違いとしては、すべての科目を一日で受験すること (日本では2日間に分割されていますよね)、そして試験の重要性です。
画像引用元:http://kagami0927.blog14.fc2.com/blog-entry-1327.html
なんと、韓国ではこの試験の結果で人生が決まる、と言われているほど、社会的に大きな意味を持つ試験なんです。毎年、交通整理に警察が出動ほど。去年は、遅刻しそうな学生を警察がパトカーで会場まで連れていく様子が、日本でも話題になりました。
アメリカ
アメリカでは、日本のような共通の試験はありません。しかし、SATやACTと呼ばれる民間の学力試験のスコアを選考基準として用いる大学が多いそうです。ちなみに、SATは英語と数学にエッセイの3科目、ACTは英語・リーディング・数学・理科・エッセイの5科目で構成されています。どちらも、大体2か月に1度のペースで実施され、受験回数の制限もないので、何度も受けなおすことができます。
大学へ出願する際には、テストスコアのほかに、高校の成績表、志望理由などを含んだエッセイ、課外活動歴、高校の先生からの推薦状と、書類を沢山提出します。面談もあり、日本のAO入試に近い形式ですね。
画像引用元:https://studenthut.com/articles/how-ace-university-interviews
オーストラリア
さて、オーストラリアでは、州ごとに少しずつ出願方法や試験内容が違うので、NSW州に限定した話になります。
NSW州では、高校三年生にあたる12年生になると、志望する大学・学部に出願し、ほぼ1年をかけてHSCという試験に取り組みます。高校は単位制で、高校によっては専門学校のような科目も開講されているなど、学ぶ内容はそれぞれです。そのため、HSCでも受験する科目は選べるようになっていて、試験形式も、センター試験のように高校の体育館で一斉に実施されるものと、実技試験や、作品提出などが含まれるものとあります!
試験の結果は、と内申書の内容を、高校の偏差値などを反映した特別な計算式で点数化します。そして、ここからがユニークな点なのですが、NSW州ではなんと、その点数を基準に、大学が学生をスカウトするんです!
正確には、事前に出願した学部のうち、学生の点数に最も適した学部のみが学生にオファーを出し、学生はその学部に行くか、断ってやり直すかの二択・・・。かなりリスクの大きいシステムになっています・・・。
以上、各国の大学入試制度でした!
受験生のみなさん、二日間頑張ってください✨
それではSee you!
アイキャッチ画像引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/229249