Hello everyone! SSAスタッフのMayuです★
突然ですが皆さん、方言ってありますか?
私は実は家族全員関西出身で、普段家では
コテコテの関西弁を話しています^^;笑
(2016年夏道頓堀にて撮影)
とはいっても、父も母も関西の中で出身地が違ったり、
私自身も関西で育ったことはありますが色んな方言が
ミックスされていて、オリジナル関西弁のような雰囲気になってしまっています(汗
ですが、方言というのは日本特有のもの。と思っている方多くないですか?
英語はそんなに言い回しが変わらないと思っている人、意外に多いんです。
ですが、以前もお伝えした通り、
オーストラリア・シンガポールなど国によって言い回しは変わってきます。
(以前ご紹介した記事)
ですが、一見同じように思われているスタンダードイングリッシュの
アメリカ英語とイギリス英語でも大きな違いはあったりするんです。
スペルが大きく違うのは何個かありますが、
(アメリカとイギリスではスペルがこんなに違います)
アメリカ英語:イギリス英語
center:centre
color:colour
私もよくYouTubeで見るこちらのチャンネルでもわかりやすく
イギリス英語・アメリカ英語の違いを表しています。
アメリカ出身の私からすると、
イギリス英語だと本当に別の言語に聞こえて、まったく違うな~って思うことも多いんです。
言い回し方や話し方、アクセントまで大きく違うこの二つの言語は
この二つの国の歴史にも関わってきます。
(ご存知の方も多いとは思いますが)
昔、アメリカは今のように都会の雰囲気ではなく、
先住民(ネイティブアメリカン)と呼ばれる人達が住んでいました。
(引用元:https://www.legendsofamerica.com/na-tribelist/)
このように様々な種族に分かれて生活をしていたんです。
そしてそこにThe England Pilgrims(清教徒たち)がイギリスから1620年にやってきます。
元々彼らはイギリスの国民だったのですが、教会の改革を主張する清教徒が勢力を持つようになり、
宗教の自由を求め、国教会から分離を求めた団体は分離派と呼ばれ、差別を受けていました。
このため、宗教の自由を求めた約100人のPuritans(清教徒)達は
Mayflower号に乗って、アメリカへとやってきたのです。
(引用元:https://www.pinterest.jp/pin/399061216955501198/)
これが、アメリカが「移民の国」と呼ばれる由縁なのではないでしょうか^^?
そしてこの宗教の自由を求めた彼らの姿勢そのものが「自由の国」アメリカを
今の姿へと成長させたのです。
そして彼らはNew Englandという新しい地区を築いていき、
(引用元:https://wikitravel.org/en/New_England)
今の先進国のアメリカへと育て上げました。
当時彼らはイギリスからやってきたわけなので、
勿論イギリス訛りの英語を話しました。
そして、これがNew England Accent(ニューイングランド地区の方言)へと
発展していきます。
今ではすっかりイギリス訛りではなくなりましたが、
やはり西海岸と東海岸では大きく発音の仕方や
南部と東海岸でも大きくアクセントの違いが気になります。
先ほどの部族の写真にもあったように、
元々アメリカはひとつの国というよりも別々の地区に違う民族が暮らしていたのを、
Puritansがやってきたことで大きく歴史は変わりました。
(引用元:https://ispenglish201fortuna.wordpress.com/key-terms/key-term-3-puritanism/)
そのため、他国よりも州が変わるだけで大きく発音の仕方が変わったり、
差別を受けた経験から今は身を潜めている先住民達の子孫などが
独自の言葉を話したり、
また別の国から逃亡してきた移民や
こういった様々な文化が行きかうアメリカだからこそ多くの方言が存在します。
これにはやはり、こういったアメリカならではの歴史が関係しているのではないでしょうか?
(引用元:https://almeeraenglishblog.wordpress.com/2015/12/08/the-us-multicultural-society/)
今日はそんなアメリカ英語に隠された歴史の勉強でした^^笑
アメリカでは小学生からこれを習うので
懐かしいな~と思いながら振りかえっていました^^
やはり言語に文化と歴史はつきものですね~!
それでは、See you soon!
アイキャッチ画像引用元:http://coursesite.uhcl.edu/HSH/Whitec/terms/M/MultiCult.htm