こんにちは！ SSAスタッフのユミコです🎵 海外への留学、ワーホリなどを考えている方に、必ず知っておいていただきたいのが、医療制度のことです。医療保険制度は国によって全く異なるため、ちょっとした病気で医者に行ったらとんでもない治療費を請求された！という話は、とてもよく聞きます。中でも気を付けたいのは、「歯科治療」。今日は、オーストラリアの医療制度、医療保険、歯科治療についてご紹介します！
日本は、国民健康保険制度により、すべての国民（と日本で暮らす外国人）が、健康保険を使って比較的安い治療費で病院にかかることができます。高度な最先端医療は、保険の対象外となっていますが、ほとんどの基本的な治療ならば、歯科治療も含め、保険の対象となっています。
ところが、海外では、国民皆保険制度となっていない国も結構あります。もしくは、自国民向けには保険制度があっても、留学生など外国人には適用されなかったりします。例えば、オーストラリアの場合は、オーストラリア国民と移民、永住者は、国民皆保険制度である「メディケア」に加入ができますが、留学生はこの制度の対象外です。
移住者ならば、外国人でも皆保険制度を使えて安心とはいえ、「メディケア」では基本的に公立病院での診療のみ無料の対象となっているため、病院によっては診察を受けるまでに大分時間がかかったり、入院や手術も数か月待ちということもあるのです。
しかも、この保険制度では、歯科治療は対象外です！ ですので、オーストラリアで歯科治療を受ける場合は、「取れた歯の詰め物を再び被せる」だけで数百ドルというのが当たり前…！！ これでは、外国人だけでなく、オーストラリア人でも大変ですよね…！ そのため、歯科治療もカバーされるタイプの民間保険に加入し、対策をとっている人もいますが、その毎月・毎年の保険料代も、馬鹿になりません。オーストラリアでは、歯の詰め物が取れて、「セメダイン」で自分でくっつけたという人も少なくないのですよ…！
ちなみに、留学生は、上記の「メディケア」の対象外ですが、留学生の場合はOSHC（Overseas Student Health Cover）という海外留学生健康保険への加入が義務付けられています。オーストラリア滞在のビザの期間分、加入することになります。この保険の場合は、公立病院だけでなく、私立病院での治療費もカバーされます。
…でも、OSHCでもやはり歯科治療は保障対象外なのです！！！ OMG！！！
となると、オーストラリアにある程度の期間滞在する場合は、もうこれは歯医者にかからないように、とにかく歯のケアに気を付けるしかないって感じですよね…(> <) 留学、ワーホリ前に日本で歯科治療を済ませておくことは、最低限の基本として、オーストラリア滞在中も、しっかり歯磨きをしましょう！
以上、オーストラリアの医療保険と歯科治療についてでした♬
（画像引用元：http://raashakdentalclinic.com/aboutus.php）
