急なお誘いでも困らない! オーストラリア、BBQのお作法 キーワードはBYO!


オーストラリアでは、ほとんどの人が毎週行なうBBQ(バーベキュー)。BBQセットはどの家庭にもあり、BBQ専用の冷蔵庫を持っているという人も珍しくありません。まさに、BBQはオーストラリアの国民的行事なのです。

2012-04-25 12.20.34

日本では、大きな公園やキャンプ場ぐらいにしかBBQの設備はありませんが、オーストラリアでは、ビーチでもBBQの設備が整っていて、先着順に無料で使えるところが多いです。ビーチで結婚式をあげて、その後そのままBBQということもあるんですよ!

BBQの具材はとってもシンプル。基本は、ソーセージと玉ねぎを焼き、パンに挟んで食べる、これだけ。味付けはBBQソースかケチャップの2種類が定番。これを毎週とは、かなりマンネリじゃないかと思うのですが、一応ソーセージはビーフ、ポーク、チキン、そして味もペッパー、ハーブ、チリ、マンゴーなど、お店によってさまざまな種類がそろえてあります。

art-barbeque-620x0

男女平等が日本よりもずっと進んでいるオーストラリアですが、実は唯一(?)「男の仕事」とされているのが、このBBQなのです。BBQの準備をするのは男性のみ。女性は片付けを手伝う程度なのです。男性並み(以上?笑)に豪快なオージー女性も多いのに、なんだか笑っちゃいますね。

ところで、こちらのBBQのお約束は「BYO」(= Bring Your Own:各自持参)。つまり、自分の食べる分程度の食材を、みんなが持ち寄るということです。肉、サラダ、スナック、デザート、飲み物など、なんでも構いません。レストランでもBYOオーケーな場所もあり、酒類の持ち込み可です(ただし、グラス代としてワインボトル1本につき$3ほど持ち込み料を払います)。「BYO」と言われなくても、BBQやパーティーに誘われたら、持ち寄り方式だと思っておいてくださいね!

BYO-986x1024

そしてもうひとつのお約束! それはオージータイムとでも言うべき性質。約束した時間通りにBBQが始まることはまずありません。13時からとなっていれば、始まるのはきっと14時頃かな…(苦笑)

BBQは色んな人と知り合いになれる、貴重なチャンス! ホストファミリーはもちろん、バイト先、学校主催のBBQにも積極的に参加してみてはいかが?