カナダ発祥のおやつ、ビーバーテイルその実態やいかに?


皆さんこんにちは!SSAスタッフのメグミです。今回は私がカナダで出会った最も面白いおやつのお話しです。

みなさんカナダの動物といえば何を思い浮かべるでしょうか?ムースやホッキョクグマでしょうか?

ホッキョクグマやムースは、その生態をテレビで紹介されていることから世界的な知名度はたかいですよね。しかし、カナダ人にとってムースやホッキョクグマと同様に重要視されている動物がもう一種います。それは他の動物と同様に通貨の表面にその姿を刻んでいる、“ビーバー”です。

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画像引用元:https://natgeotv.jp/tv/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/191

カナダ人のビーバーに対する愛情はすさまじく、カナダ全国の小学校でその生態を教えるのもさることながら、ビーバーにちなんだお菓子もあるほどなのです。そのお菓子こそ、今回紹介する“ビーバーテイル”です。

え、テイルってしっぽのこと?とおもってしまったひとがいたのなら、ご安心ください。

ビーバーテイルは、ビーバーの平べったい尻尾の形をしたドーナッツの事を指します。

原住民族であるアボリジナルがビーバーの尻尾を焼いて食べているところを見て入植者たちが見て、同様にパンを焼くようになったことが、ビーバーテイルの名前の由来とされています。

シンプル且つ美味しいビーバーテイルは瞬く間に入植者の間で人気となり、アツアツのビーバーテイルに砂糖やシナモン、ジャムをのせていただくのが定番のおやつとなっていったそうです。

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画像引用元:https://www.narcity.com/news/you-can-get-free-beaver-tails-in-ontario-this-spring-and-heres-when

しかしその時点では、全国区のおやつと言うにはほど遠いものでした。ビーバーテイルを一躍有名にしたのが、1987年創立のBeaver Tailsです。Beaver Tailsでは、カナダ発祥の食べ物を提供するお店として発展し、今ではカナダ以外に3ヶ国にお店を展開しています。東京の自由が丘にも店舗がありましたが、残念ながら去年の8月を持って閉店となってしまったそうです…

オバマ大統領も愛したと言われていビーバーテイルですが、Beaver Tail野店舗では、シナモンとお砂糖をふんだんにまぶしたオリジナルフレーバーからこれまたカナダ発祥の食べ物であるプーティーンをのせた変わり種もあります。私は検索してメニューを見ているだけでお腹が減ってきてしまいました(笑)

機会がある方はぜひ試してみて下さい!

アイキャッチ画像引用元:https://kirakuossa.exblog.jp/22253267/