正式な国名は?
「フィジー共和国」です。
英語だと"Republic of the Fiji Islands".
国土の大きさは?
1万8,333km2で、これはほぼ四国とほぼ大きさを意味します。意外と?小さな島国なんですね。
人口は?
約94万5000人、と人口も面積に比例して少ない。
フィジーの首都は?
スバ(Suva)。フィジー南東部に位置し、ナンディ空港から車で約3時間の場所にあります。
フィジーにある島の数は?
約330の大小の島で成り立っています。一番大きい島は「メインアイランド」と呼ばれるビチレブ島で、フィジーの人口の約70%が住み、国際線が就航するナンディ国際空港や首都(スバ)があります。
ビチレブ島の次に大きい島はバヌアレブ島で、人口約13万人です。高級リゾートホテルが点在し、手付かずの自然が残されたリゾートアイランドとして人気が高まっています。
日本との時差は?
日本より3時間早いです。例えば日本が午後12時(正午)の場合、フィジーは午後3時です。サマータイムの場合は、時差が4時間になります。
フィジーの主な産業は?
観光産業が盛んなほか、サトウキビから採れた砂糖の輸出、縫製工場からの衣類の輸出、農業や林業(松やマホガニーの輸出など)なども収入源となっています。
どのような人たちが住んでいる?
フィジアンが約55%、インド系が40%、その他が5%程度です。
フィジーの学校教育と公用語は英語ですが、多民族国家なた目2ヶ国語、3ヶ国語が話せるのは普通です。
フィジーの気候は?
フィジーは年間を通して最高気温が30℃以下と、過ごしやすい気候です。6月〜9月は乾季、比較的涼しい日が続きます。この時期にフィジーに来る場合は、長袖・長ズボン・カーディガンなどをご用意下さい。1月〜3月は、フィジーの夏にあたり暑い時期です。雨季で、雨が多くなるのもこの時期です。雨が降ると涼しくなるので、長袖は必須です。急なスコール予防のために折りたたみ傘も必要です。
首都スバのある本島東部は雨季・乾季限らず雨が多く、高原のような山々が続く西部に比べ、東部では木々が生い茂る緑の多雨林が見られます。
蚊避け対策はどうしたらいい?
蚊は天気や気温により、多い・少ない日がありますが、フィジーで売っている虫除けスプレーをしていれば気になることはないと思います。虫刺されの薬は軟膏が主流で、日本のようにメンソールのものが少ないため、スーッとするタイプがお好みの方はキンカンやムヒをお持ちになる必要があります。
フィジーから電話をかけるには?
フィジーの国内電話は市内1分間20フィジードル。電話をかける必要がある方は携帯電話のご購入がお勧めです。主にプリペイド式で、安いものなら約FJ30フィジードル~あります。
フィジーからの国際電話をかける場合:00-国番号-0を抜かした市外局番からの番号。日本の国番号は81です。日本からかける場合:00679-番号
クレジットカードは使える?
大きなホテル、高級レストラン、ほとんどの観光関係の施設や大手スーパーマーケットでクレジットカードが使えます。通用度が高いのは、ビザカード・マスターカードです。
チップはどうする?
チップはアメリカのようにほとんど義務のようになっておりません。お金でなくても、日用品やタンスの肥やしなどをお持ちになり渡すのも喜ばれます。
おすすめの帰国時のお土産は?
お土産はナンディタウンで買うことが出来ます。たくさんの方に配るならフィジー産のお菓子、紅茶、ココナッツ石鹸やボディクリーム、南国風のアクセサリーやTシャツ、フィジー人がよく着るスル(腰に巻く布)などがお手頃で人気です。生地屋がたくさんあるので、オーダーメイドの服を作る留学生も多いです。
電気や電圧は?
フィジーの電気は240V、50Hz。プラグは3つ穴のOタイプです。コンセントにはスイッチが付いており、スイッチをオンにすると電源が入ります。日本からお持ちの家電製品は、変圧器が必要が必ず確認してからご利用下さい。変圧器はフィジーでは売っていませんが、変換プラグはフィジーでも購入できます。
フィジーでの洗濯は?
フィジーにも洗濯機や乾燥機はありますが、一般家庭では洗濯板で手洗いする人もまだまだたくさんいます。洗濯機があっても手洗いをするご家庭もあります。洗濯物を乾かす際はハンガーは使わず、クリップを使って洗濯紐に掛けます。
フィジー人の食生活は?
フィジー人の主食は、キャッサバ・ダロ芋などの芋類、お米、ヌードルなど。味付けがとてもナチュラルで、ココナッツミルクやレモン等で味付けします。有名なのはロボという料理で、味付けをしてココナッツの葉で包んだチキン、ポーク、魚、芋などの食材を土の中で蒸し焼きにします。また、ココンダ(魚をココナッツとレモンでマリネしたもの)やパルサミ(ダロ芋の葉とココナッツのミルフィーユのようなもの)も有名です。
インド人の主食は、お米、ロティといった小麦粉から出来たクレープのようなもの、など多数ございます。インド料理と言えばカレーですが、フィジーでも野菜・魚・チキン・やぎ・羊などいろいろなカレーが食べられます。
フィジー伝統の飲み物「カバ」とは?
カバとは胡椒科の木のことで、この木の根を乾燥させ、粉末にしたものを水に溶かして飲みます。タウンのマーケットに行くとたくさん売っています。カバには鎮静作用があると言われており、カバがしばらく進むと皆静かになります(笑)カバを飲みすぎた日は、寝る前に水をたくさん飲んで下さい。
タノアと呼ばれる容器でカバと水を混ぜ、ココナッツで出来たカップで回しのみをします。カップがまわってきたら「Bula(ブラ)」と言い、1度手を叩き一気にカバを飲み干します。
飲み終わったら「Maca(マザ)」「Vinaka(ビナカ)」と言い、3度手を叩きあなたの番は終了です。カジュアルなカバパーティーから、フォーマルな儀式にも使われます。
パンがおいしい?
フィジーのパンは美味しくて安い!食パン1斤約100円以下で買えます。
タウンのパン屋さん、商店、食堂などにも売っています。食パン以外にも、ミートパイ、チキンパイ、キッシュ、ピザ、カップケーキなどバリエーションも豊富です。
フィジー人のスイーツは?
フィジー人は甘いものも大好き。アイスクリーム、ケーキ、マフィン、クッキーなど、日本人にも馴染みのあるスイーツから、インディアンスイーツ、フィジアンスイーツ(キャッサバケーキ)、ラミントン(オーストラリアのスイーツ)などカラフルなケーキも楽しめます。スーパーで様々なスイーツを見つけることができるでしょう。