日本にルーツ? オリジナルすぎる、ハワイアン・イングリッシュの世界!!


こんにちは! SSAスタッフのユミコです♪ 昔から、日本とつながりの深いハワイでは、日本語がハワイ独自にアレンジ・解釈されて使われている単語が結構あります。中には、日本人もびっくりするような使われ方も! 今日は、オリジナルな進化を遂げた、ハワイアン・イングリッシュをご紹介します。

ハワイアン・イングリッシュは、現地ハワイでは「ピジン・イングリッシュ」(Pidgin English)と呼ばれています。19世紀ごろ、ハワイではサトウキビやパイナップルの大規模な農園が作られ、大量の移民労働力が必要になりました。日本やアジア・南米各国から移民が移り住み、彼らによって英語はアメリカ本土とは異なる発展をしました。

ピジン・イングリッシュの特徴と言えば、まず「the(ザ)」や「that(ザット)」を「da(ダ)」と発音すること。the hotならダ・ホットと発音します。「that kind of…」は、「Da kine」(ダ・カイン)となります。Dakineは、ハワイのサーフバッグのブランド名にもなっています!

さらに、日本語に由来すると思われるピジン・イングリッシュもかなりあります。例えば「bachan」(発音:バーチャン)! そう、日本語の「おばあちゃん」(祖母)です!

他にも、弁当が語源の「bento」(発音:ベント)や、鳥肌をそのまま英単語に置き換えただけの「Chicken skin」など(英語では、鳥肌はgoose bumpsと呼ぶのが普通)!

ピジン・イングリッシュには、日本語由来だけではなく、移民の人たちの出身国(フィリピンや中国など)由来の言葉も沢山あります。言語が海を越えて伝わり、独自に変化して現地に定着するなんて、面白いですね!

(アイキャッチ画像引用元: http://kangaeroo.com/2012/09/25/aisha-the-geisha/ )