Hello everyone! SSAスタッフのMayuです★
もう２０１８年も時間が過ぎるのが早いですね～！
さて、皆さん、年明けに行われたGolden Globe賞とグラミー賞はご覧になりましたか？
日本のニュースでもハリウッドセレブの驚きの行動から取り上げられる機会が多かったように思います！
その驚きの行動とは、「Time’s Up」さて、このタイムズアップ、一体何かご存知でしょうか？
まだ知らない皆さんの為に、このムーブメントを徹底解析していきます！
Time’s Up (時間切れ）
(引用元：http://deadline.com/2018/01/times-up-empowerment-group-starts-legal-defense-fund-for-sex-harassment-cases-1202234089/)
Time’s Up (タイムズアップ）とは、２０１８年1月１日から正式に始められたムーブメントで、
セクハラを許さない・セクハラに真っ向勝負する！と立ち上がった動きなんです。
そしてこの活動の起源は映画監督のHarvey Weinsteinのセクハラスキャンダルが
２０１７年秋ごろに報じられたことから始まりました。
その後、#MeTooというのはSNSでセレブ達がWeinstein Effect(Weinsteinの影響）として、
実はセクハラ被害を受けていたと報告するハッシュタグが流行しました。
その結果、立ち上がったムーブメントがTime’s Up(タイムズアップ）なんです。
その活動は被害者の為に募金活動をしたり、様々です。
最近では、ミシェル・ウィリアムズが150万ドル寄付したことで話題になりました。
(引用元：http://www.mytalk1071.com/michelle-williams-praises-mark-wahlberg-times-donation/)
日本円で直すと、約１億六千万円ですね・・・！すごい･･･！
そもそも、Time’s Upという英語はその言葉通り、時間切れのことを表しています。
では何の時間切れをあらわしているのか、ということですが、
男性中心の社会でどのように認められるか、どのように見られているかという女性の葛藤は終わらなければいけない。男性中心の世界を終わらせなければいけない。
という時間切れをあらわしています。
そのセレブ達のTime’s Upの初めの行動は、年明けに行われたGolden Globe賞でした。
本来このような華やかな授賞式のパーティーの場で、
女性は「美しいドレスを着て美しい装いをする」というのがマナーとなっていましたが、
性不平等に対するTime’s Upの初めのムーブメントとして、
女性だけではなく男性も皆黒いドレスを着用するという暗黙の了解で行われました。
Golden Globe賞
Mariah Carey, America Ferrera, Natalie Portman, Emma Stone and Billie Jean King
(引用元：http://www.indiewire.com/2018/01/sexual-harassment-golden-globes-show-2018-1201914351/)
ゴールデングローブ賞はテレビドラマと映画に与えられる賞です。
日本アカデミー賞のような感じでしょうか？
要するにセレブ達が集う大きなお祭りなんです。
ですが、この舞台でのセレブ達の参加者が全員黒い服を着るという
「unofficial dress code（非公式のドレスコード）」が話題を掻っ攫い、
歴史に残るゴールデングローブ賞になったと報じられました。
グラミー賞
今年のグラミーはセレブ達のスリットが入ったドレスがセクシーでnew trendである！
と話題になったと同時に･･･
Lady Gaga, Rita Ora
（引用元：http://magentamagazine.co.za/celebrity_news/pics-grammys-2018-fashion/）
（引用元：http://magentamagazine.co.za/celebrity_news/pics-grammys-2018-fashion/）
彼女達が手にしている白いバラに対しても注目が集りました。
これはTime’s Upの活動の一環です。
Anna Kendrick
（引用元：https://uk.anygator.com/article/anna-kendrick-looks-chic-in-a-suit-on-the-red-carpet-at-grammys-2018__7642376）
セレブ達がそろいにそろって白いバラをアピールするようにして
写真撮影に対応しているのも話題になりました。
そして、Anna KendrickやMiley Cyrusは今までの
Awardの時はformal dressを着る、という概念に対しても挑戦をして
パンツスーツ姿を披露してさらにセクハラ・女性の社会的問題に対する
Time’s Upへ賛同する姿勢を表しました。
Nick Jonas, Miley Cyrus, Camila Cabello (元Fifth Harmony)
（引用元：http://www.capitalfm.com/events/grammys/news/white-rose-meaning-me-too-times-up-solidarity/）
そしてそれは女性達だけではなく、Nick Jonas, Sam Smithといった男性陣も・・・
いまや男性女性に関わらずハリウッドセレブ達が
みんなで一丸となってTime’s Upに賛同しているんです。
そして、Time’s UpのHPにはこんな言葉があります。
「No more silence. No more waiting. No more tolerance for discrimination, harassment or abuse.」
「ハラスメントや権利の乱用に対して、もう黙らない。もう待たない。もう差別に対して耐えない。」
この言葉にTime’s Upのムーブメントに対する大きな決意のようなものを感じました。
今まで何度も訴えられてきた女性の社会的立場ですが、このTime’s Upは
現代の女性の社会的立場を大きく変えるきっかけとなるのでしょうか、
今後のハリウッドセレブの動向から目が離せません！
それでは、
See you soon!
アイキャッチ画像引用元：http://www.wallpaperbetter.com/nature-and-landscape-wallpaper/pure-white-roses-106114
