聞いてみたくないですか?340kgを超える巨体からの美声と音色。


こんにちは!SSAスタッフのユミコです。

何とも言えない開放感を与えてくれるハワイ音楽。そしてハワイと言えばウクレレです。今日はハワイを代表する世界的ミュージシャン。そして是非とも聴いて欲しい“イスラエル・カマカウィ・オレ(イズリアル・カマカヴィヴォレ)”のご紹介です。

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イスラエル(愛称:イズ)は、ホノルルの音楽一家に生まれ育ちました。ビーチでウクレレを弾きながら歌っているところをバンドにスカウトされる。それが15歳の時。そして17歳の時に兄のスキッピー、他の仲間と共に「マカハ・サンズ・オブニイハウ」を結成。彼らはアッという間に有名に…。

またイズの兄スキッピーは、ハワイ主権復興運動にも取り組んでいましたが志半ばで他界。その後は兄の意思である「ハワイ主権」をも訴え続けました。日常会話もなるべく英語を話さずハワイ語を話したり、コンサートのパフォーマンスにより支援していくなど、ミュージシャンらしい活動で、けして押し付けの強いものではなかったそうです。人気絶頂の頃に、イズはバンドから独立しソロとして活動し出します。1993年に発表した名盤「フェイシング・フューチャー」はハワイアンのアルバムとして歴代高セールスを記録。1997年度には「最も好かれたエンターティナー賞」を受賞するほどの人気となっていた。

しかし1997年6月26日突然の訃報。肥満による心臓発作により38歳の若さで他界してしまったのです(兄のスキッピーも心臓発作により他界)。彼はハワイを代表するミュージシャンであったため、同年7月10日の葬儀には、2万人以上が参列しハワイ州旗が反旗掲揚された。そして彼の遺骨は大勢の人に見守られながら、美しい海に散骨されました。死後の今でも彼の歌声とウクレレは、ハワイのみならず世界中で愛され続けています。

←ハワイでのイズ散骨

ショーン・コネリー主演の『小説家を見つけたら』のエンディングテーマ『Somewhere over the Rainbow 』はとても有名。テレビのCMにもなどにも使用されています。
←Sea of Love

この音色を聞くと、ハワイの美しい景色が自然と目に浮かびますね^^