Wave Rock・Ayers Rock・Great Barriers Reef~大地と海底の神秘的な自然が昔と今をつなぐ~


こんにちは~、SSAスタッフのナオです(^^♪ 先日はアボリジニ・アートをご紹介しましたが、今日はその話題と関連のあるアドベンチャー・スポットのWave Rockをご紹介します。

Wave RockはWestern Australiaの西南に位置するその名の通り波の用な形をしている花崗岩です。そのような模様が岩に描かれています。思わず「ビッグ・ウェーブ」と言ってしまいそうです。高さ15m、長さ110mととても迫力があります。特徴的な波のような形は水の浸食によって作り出されたものです。湿潤な時期に泉から湧き出る水が岩のミネラルをカラフルに色づけをしているそうです。

引用:http://waverock.com.au/activity/experience-wave-rock-and-hippos-yawn

 

Wave-Rock-Hyden-2

“Big wave!”

 

この花崗岩付近にある「ムルカ洞窟」にはアボリジニの伝説に直接関係があります。洞窟の中へ入っていくとステンシルで描かれた大小さまざまの人の手が描かれています。手を壁の上においてその上から顔料を吹きかけてそのあと手を放すと手形の跡が残されます。そのようにして昔の人は跡を残したのですね。この文化は土地の所有権を示すためにサインのような形で使われていたようです。

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手形の図。何か力強いものを感じます。

 

アボリジニ文化はは少なくとも4万年もの歴史があるとされていますが、この洞窟が利用されるようになったのは400年前と比較的最近のもののようです(それでも400年前ですからかなり昔ですよね^^)

引用:http://waverock.com.au/activity/explore-the-humps-and-mulkas-cave

(上記と同サイト・別ページ)

ayers rocks

続いての岩サイトはこちら:エアーズ・ロック

Uluru-Kata Tjuta 自然公園に位置する巨大な岩はオーストラリアの中心部分に近いところにあります。高さ350mのこの岩ですが、実は地下にまで岩が届いているようです。エアーズは1870年代に南オーストラリア州の統治をしていたHenry Ayers幹事長の名前をとってエアーズ・ロックと名付けられました。アボリジニ語ではこの岩のことを自然公園と同じ名称:Uluruと呼ぶそうです。

引用:http://uluru-australia.com/about-ayers-rock/

feature

“So beautiful!”

 

続いては海へ冒険してみましょう。オーストラリアでは地上だけでなくて、水面下でも岩の観察が可能です。メルボルンにあるGreat Barrier Reef(グレート・バリア・リーフ(岩礁))には多くの動植物が生息しています。5000もの種類の軟体植物をはじめ、1800種の魚、125種のサメ、そしてその他小さな生命体がこの楽園の主です。しかしすごいのはそれだけではありません。丸みを帯びたサンゴや反対に形がしっかりしたものなど、姿形さまざまな岩を目の当たりにすることができます。世界遺産にも登録されている美しい海底の世界をぜひご覧あれ!

引用:http://ngm.nationalgeographic.com/2011/05/great-barrier-reef/holland-text

「岩オタク」な人もそうでない人も押さえておきたいスポットが盛りだくさんですね(^^♪オーストラリアの豊かな自然を、大地もしくは海底で体感をしてはみませんか?