スーパーマーケットで買い物をするときの、ショッピングカート。オーストラリアのカート（オーストラリア英語ではShopping trolley）は、日本よりもかなり大きなサイズで、大人でも乗れてしまうぐらいの大きさ。だからかどうかは不明ですが、オーストラリアではショッピングカートをスーパーから持ち出す人が、とても多いのです！
駐車場や街なか、もしくはビーチなどあらゆる場所で、スーパーのショッピングカートが打ち捨てられているのを見かけます。家で家具としてつかったり、更にはカートを横倒しにして、BBQの網として使うツワモノも！！
そんな、”重宝”されているショッピングカートですが、留学生のみなさんは決して真似をしてはいけませんよ！！ ショッピングカートの持ち出し＆放置は、オーストラリアで大きな社会問題となっているのです。自然保護区域にも放置されるショッピングカートは、環境汚染の原因にもなるし、道路や街なかに置かれたカートにぶつかって怪我をする人も多いです。毎年４００人以上の子供が、カートで遊んでケガをして、救急病院に運ばれるのだそう！
ショッピングカートの放置に対して、これまでは野放しにされていましたが、数年前から政府も対策を打ち出し、厳しく取り締まるようになりました。州ごとに法律が違いますが、罰金を科される州もあります。
オージーの悪しき習慣（？）、ショッピングカートの持ち出しは、決して真似しないでくださいね！！
