読めない・・・シドニーに変わった名前の駅が多い理由


こんにちは!SSAスタッフのKayoです。

今日のブログでは、シドニーにある、少し変わった駅名についてお話ししたいと思います♪

(タイトル通りですが(-_-;))

 

まず、シドニー近郊の路線図はこんな感じです。

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画像引用元:https://www.news.com.au/finance/work/sydney-trains-buses-and-ferries-biggest-ever-timetable-change-kicks-off-sunday/news-story/b86bf845e42bd01246f91df4f647e48e

 

たびたび首都と間違えられるだけあって、沢山の路線、そして駅があるのですが、

よく見てみると、あれ?って思いませんか?

Central, Martin Place など、わかりやすい駅名と並んで

Turramarra, Wahroongaと、ちょっと見ただけでは読めない名前が沢山並んでいます…。

 

実はこの駅名、オーストラリアの先住民、アボリジニの言葉をアルファベット表記したものなんです!

私がよく利用していた路線では、半分ほどがアボリジニの言葉から名づけられたものでした。

 

アボリジニは文字を持たない民族なのですが、駅名の意味を研究している方がいらっしゃったので

North Shore Line という路線から、いくつか意味をご紹介しますね♪

Wahroonga (ワールンガ) … 「私たちの家/ our home」

Warrawee (ワラウィー) … 「休息/ rest awhile」「立つ/ to stand」

Turramurra (タラマラ) … 「高地/ high land」

Killara (キラーラ) … 「永久/ permanent」「常にそこにある/ always there」

出典:James, Patrick. “Names of Railway Stations in New South Wales. With Their Meaning and Origin. by C.A. IRISH.” NSW Railway Station Names and Origins, 21 Mar. 1999, nswrail.net/library/station_names.php.

 

どれも駅名とは思えないくらい、素敵な言葉です!

私は少し宗教的な雰囲気を感じましたが、みなさんはいかがでしょか?

 

シドニーには他にも、ニュージーランドの先住民、マオリ族の言葉から名づけられた駅や、

線路の形状から名づけられたZig Zag (ジグザグ)という駅など、興味深い名前が沢山あります。

 

みなさんも、学校やオフィス、自宅の最寄駅など、名前の意味を調べてみると面白いかもしれません♪

 

それでは今日はここまで!

See you soon!

 

アイキャッチ画像引用元:https://sydneyexpert.com/sydney-public-transport/