THIS IS USA!! アメリカのすべてがここに!!


こんにちは! SSA スタッフのユミコです♪ 今日は、アメリカで最大のイベント、スーパーボウルのハーフタイム・ショーについてご紹介します!

アメリカン・フットボールのNFL(National Football League)の王者を決める、スーパーボウル。アメリカの年間視聴率が最も高い、全米中が注目する最大のイベントです。この試合の、ハーフタイム休憩の間に行われるショーがとにかくすごいのです!! 日本人的感覚からすると、紅白歌合戦みたいな感じ…? あ~でも、視聴率低迷に悩むNHKの歌合戦と違い、スーパーボウルは年を追うごとにド派手になっていってます!

ちなみに、ついこの間行われた2016年のスーパーボウルのハーフタイムショーのパフォーマーはCold Play、Bruno Mars、Beyonceという、いずれも世界のスーパースターたち。オープニングのアメリカ国歌はLady GAGAと、これまたすごいビッグネーム!

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Lady GAGAによるアメリカ国歌斉唱はこちら。アフガニスタンに赴任するアメリカ兵たちの映像が映し出され、最後にはアメリカ軍の戦闘機がスタジアム上を飛び、どでかい国旗に酔いしれながら国歌を歌うアメフトプレーヤーたちとスタジアムの観衆は、まさにアメリカそのもの… 涙を浮かべる観客もいますが、日本人の私にはそこまでの感情が沸き上がってこないなぁ…^^;

そしてハーフタイムのショーはこちら!! BeyonceとBruno Marsがダンスバトルしながら歌う姿は圧巻!! 普通のコンサートでは、こんなビッグネーム同士が並ぶのは、まず見られない光景ですね!

ところで、このハーフタイムショーの歴史は古く、1960年代から始まっています。ですが、90年代ぐらいまでの長い間、ハーフタイムショーは主に大学のマーチングバンドが演奏を披露する場で、今のようなポップ界の大スターを呼ぶような大きなイベントではなかったのです。そこに変化が起きたのは、90年代の初め。1991年にNew Kids on the Block、翌年にGloria Estefanを呼んだあたりから。有名で人気のあるポップスターのライブは、スーパーボウルの知名度と相乗効果がばっちりだったからです。

特筆すべきは93年のMichael Jackson。スタジアムの巨大スクリーンの上に立ちそびえる形で登場する、ど肝を抜いたスケールのステージは、その後のハーフタイムショーの方向性を決めたと言っても過言ではありません。以降、ハーフタイムのショーは大掛かりで派手なパフォーマンスが展開されていきます。

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Michael Jackson伝説のハーフタイムショー・ステージ

大スターがこんな派手なライブをするなんて、いったいどれぐらいのギャラと予算が組まれているの??と思いますが、意外なことに、ハーフタイムのパフォーマーは無報酬で、ライブの演出にかかる費用もパフォーマー持ちなのだそうです。ハーフタイムショーでパフォーマンスするのは「大赤字」ということですが、スーパーボウルで全米(&全世界)に放映される、その宣伝効果は計り知れません。というわけで、大スターたちは喜んでパフォーマンスをするわけです。(確か、日本のNHK紅白歌合戦も出演者に出演料は払われないそうですよね?)

過去のハーフタイムショー、出演者のリストはこちら(英語版ウィキペディアより)

あ~、いつか行ってみたいな! スーパーボウルのファイナル試合に!!