愛煙家には厳しい出費! オーストラリアのタバコ事情


日本でも、喫煙に対する世間の目は段々厳しくなり、タバコは値上がりしています。とはいえ、オーストラリアのタバコに比べたら、ずっと安いですし、禁煙に対する取り組みもオーストラリアの方がよっぽど厳しいです。

オーストラリアのタバコは、こちらも値上がりしていますが、1箱20本入りが$20前後~程度(銘柄だけでなく、お店によってタバコの値段が違います)もするのです! ビンボーな若者が吸うイメージの巻きタバコ(自分で巻くタバコ)でも、そんなに安くは買えません。日本からのタバコの持ち込みは2箱までに限られています。

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オーストラリア政府は、喫煙の健康被害による社会保障費を節約したいという思惑もあり、タバコを厳しく規制しています。タバコのパッケージにはとてもグロテスクな写真とショッキングな警告文が大きく表示されていますし、公共施設での喫煙は禁止、さらに州法でレストランなどの建物内での喫煙も禁止しています。

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(画像Source: The Australian )

そんなわけで、タバコの値段は、ワイン1本よりもよっぽど高い!という金額になっているのです。喫煙派の留学生にとっては厳しいですね^^; タバコの値段が高いので、街では良く「もらいタバコ」をせびる人を見かけます。「タバコ1本ちょうだい」と。そんな時、お人よしの日本人は、タダでタバコをあげてしまう人も多いのですが、私はオーストラリア人たちと同じように1本1ドルぐらいでお金を取ったほうがいいのに、と思います。だって、タダであげたが最後、他の人が「自分にもタダでちょうだい」って寄って来ちゃいますから!

でもここまで高いのであればこの際だから体のことも考えて禁煙しちゃうのが一番ですね!!