こんにちは! SSAスタッフのサトコです♪ 今日は、意外に知られていない、オーストラリアの国旗のお話しです。
オーストラリアの国旗といえば、イギリスの植民地であったことからユニオンジャックと、南十字星を配したデザインであることは知られていますが、実は、国旗法で正式に認められている、「もう一つの国旗」があるのです!
それは、オーストラリアの先住民「アボリジニー」の旗!!
中央に大きな丸というデザインは、日本の国旗にも通じる部分がありますね。アボリジニの旗の場合は、中央の黄色い丸は太陽、黒はアボリジニ、赤は大地と民族の血を意味するのだそうです。200年近くにわたり、土地を奪われ、逆されてきた彼らの悲しい歴史を、国旗は表しているかのようです。
なぜ、アボリジニーの国旗がオーストラリアの国旗として認められることになったかというと、シドニー・オリンピックで、アボリジニーの出自を持つ陸上選手、キャシー・フリーマンが優勝した際、オーストラリアの国旗とアボリジニーの国旗の両方を掲げてウィニング・ランを行ったことが発端です。このウィニング・ランはオーストラリア国内で大反響を呼び起こし(大半は好意的な反応)、正式にオーストラリアの国旗として認められることになりました。
オーストラリアの多くの学校では、二つの国旗が並んで掲げてあります。
オーストラリアに行ったら、是非チェックしてみて下さいね!