こんにちは! SSAスタッフのサトコです♪ 今日はオージーの中で特に人気の和食を取り上げます!
ユネスコの無形文化遺産にも登録された、日本の「和食」。「SUSHI」、「TEMPURA」などはそのまま海外でも通用するほど有名ですが、オージーにとっては和食の中でも、特別人気なメニューと、そうでもないメニューがあるのです。それらを見ていくと、ある共通項が浮かんできたりして・・・
①お寿司
まず、何といっても大人気なのは「SUSHI」! オーストラリアの各地に寿司レストラン、もしくは寿司のテイクアウェイ・ショップがあります。
寿司と言っても、私たちが日本で食べる寿司とは、大分様相が異なっています。何しろ揚げ物系のネタが載っているのが多い! から揚げとか、ミートボールや、天ぷらなど、カロリーを足したネタが好まれるのです。
生モノの魚介類では、マグロとサーモンぐらいしか食べず、ウニや貝類などは敬遠されがち。サーモンは、特に大人気で、クリームチーズと共にサーモンロールが定番です。
また、マンゴー入りの稲荷寿司なるものも売られています! 果たして美味しいのかどうか。。。なかなか日本人では思いつかない大胆な発想ですよね!
こちらはマンゴーのロール寿司!
②テリヤキ、すき焼き
こってりした味が大好きなオージーたちは、醤油&砂糖の「甘辛」が大好き! テリヤキチキンは、多分日本人以上に大好きで、頻繁に食べていると思います^^;
同じくこってり甘辛味のすき焼きは、肉も入っているので、もちろんオージーたちは大好きです。
③ラーメン
「音を立ててスープを飲むのはマナー違反」とされるオーストラリアでも、ラーメンは人気。音を立てないようにラーメンを食べるって、至難の業ですが。特に人気なのは、とんこつ味。濃い味だから、好きなんでしょうか。
④餃子
日本人の様にラーメンとセットの定番・・・ではないですが、餃子は「Dumpling」と呼ばれ、日本食でも、中華料理(飲茶)でも大人気のメニューです。
⑤味噌汁
「味噌は健康に良い」ことは、オージーたちの間にも知れ渡っていて(その割には健康に気を使っているとは思えない食生活ですが^^;)、味噌汁は人気があります。レトルトの味噌汁をお土産として持って行ったら喜ばれること間違いなし!
⑥鉄板焼き
肉が豪快に調理され、盛り付けられる鉄板焼きは、それだけでオージーたちの心をわしづかみにしたも同様! バーベキュー大好きなオージーですから、鉄板焼きももちろん大好き。
⑦枝豆
シンプルでヘルシーな枝豆は「EDAMAME」とメニューに記されるほど、オーストラリアで通用します。シンプルなおつまみですが、サヤから食べるというのが珍しくて受けているのでしょうか?
⑧牛丼
牛丼は「Beef Rice Bowl」(ビーフ・ライス・ボール)としてオーストラリアでも人気で、吉野家も進出しているほどなのですが、こちらの牛丼は肉が薄切りではなく、厚切りなのが特徴。たぶん、オーストラリアでは、肉を薄切りにするという発想と手段(薄切りにする機械)がないからかも?! 値段も日本の様に安くはないです。
⑨焼き鳥
こちらも、バーベキュー文化のオーストラリアでは大人気です。味付けは、もちろん塩ではなく、タレ^^
⑩「日本の」カレーライス
「日本の」・・・とわざわざ書いたのは、世界で「カレー」というのは、インド風のカレーが主流だからです。日本に来たインド人が日本のカレーを食べて、「美味しいですね、これはなんという和食ですか?」という笑い話があるぐらい、日本の家庭で作り食べるカレーは、世界中で食べられているカレーとは全く違います。オージー全般に日本のカレーが広まっているとはいえないのですが、ホームステイで日本人を受け入れたことがある家庭や、日本人とシェア生活をしたオージーなどが、日本人が日本からカレールーを持ち込んで作ったのを食べ、自分たちでも作るようになったというのが多いケースです。スーパーマーケットで普通に、輸入された日本のカレールーが売られているんですよ^^
・・・駆け足で、オージーに人気の和食ベスト10を紹介してきましたが、あまりオージーに人気のない和食も少しご紹介しますね。
・蕎麦
蕎麦はあまり食べられていません。見た目が地味で、味にパンチがないからでしょうか? 健康には良いのに~~
・お好み焼き、たこ焼き
なぜかあまり人気がありません。たこ焼きは、専用の機械が必要だからでしょうか。
・豆腐
こちらも、そのままではさっぱりしすぎているからか、大人気の食材ではないです。ただし、揚げてカロリーを増やし、味をつけた「揚げ出し豆腐」は人気です^^;
・・・要するに、味が濃い目で、肉肉しく、カロリーが高めになっている和食は、大抵オージーに人気があるということになりますね^^; 以上、オージーが好きな和食10選でした^^
(トップ画像Source: http://japan-magazine.jnto.go.jp/en/1402_food.html )