世界の治安について(経験談)


こんにちは!SSAスタッフのミドリです。

世界で一番安全は都市ランキング1位の東京から、危険な都市ランキングでワースト10位のメキシコシティなどと様々な環境で育った私の世界の治安についての意見や経験談をいくつか紹介したいと思います。

  • メキシコシティ(メキシコ)

どこに行くにしてもボディーガードがついてきました。このボディーガード(運転手)は常に銃を装備していました。もちろんボディーガードなしで家の外に出るのは禁止で、移動もすべて防弾ガラス・タイヤの車で。しかし、これは父の会社が過保護なだけであって、他の人は普通に自分の車で買い物に行ったりしていました。ちなみにこれは10年程前の話であって、今は治安も少しよくなり、もうこの制度はなくなったそうです。

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しかし、写真を見ての通りメキシコシティは街並みが綺麗で、アートな街。メキシコシティ以外の地域で安全な場所もあるので、メキシコの豊な文化を見に是非行ってみてください。

  • サンティアゴ(チリ)

ラテンアメリカは治安が悪くて危ないという偏見がありますが、チリは南米の中では比較的に治安が安定している国です。特にサンティアゴはオフィス街は高い高層ビルが建っていて、綺麗なショッピングモールなどもあります。夜でも女性一人で歩き回っても全然危機感を感じませんでした。

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しかし、気を付けないといけないのはスリや盗難。寝室の電気が壊れてたので業者を呼んで直してもらいました。彼らが帰ったあとに母が愛用していた高級腕時計がないことに気づきました。一瞬目を離したすきに取られたと。母はすぐに警察に電話してしまったのですがこれは間違えです。まずは業者に直接連絡を取って「間違えて時計を持って行ってないか」とあえて聞くほうが返ってくる確率は高いです。警察が関わると盗んだ側が逮捕されてしまうのを恐れて知らんぷりしてしまうからです。

  • バルセロナ(スペイン)

南米を離れてヨーロッパへ。スペインはヨーロッパの中ではそこまで平和な国とは言えませんが、バルセロナは安全なのは確か。観光客が多いのでスリは多いですが、それ以外の被害にあったことある人は聞いたことありません。眠らない町と言われているだけあって、夜遅くまで出かけても、まだバーやレストランはにぎわってます。

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ヨーロッパでは「鳥のフンスリ」や「チョコレート・アイスクリームスリ」がよくあります。父の経験談ですが、道で呼び止められて、一人に白いクリームのようなものがシャツについてるといって親切にティッシュなどを手渡して気をそらせて、もう一人がカバンの中に手を突っ込んでいるのを見つけたそうです。道で呼び止められた場合は気を付けてください。どこでも同じですが、ブランドものや高そうなカメラを首からつるして歩いていると狙われやすいです。

  • シンガポール(シンガポール)

次はアジアへ。シンガポールは東南アジアの中では進んでる国で、安全な国ランキングも上位です。交通機関もしっかりしていて、貧富の差もあるのでスリはありますが、女子だけで出かけても問題なく過ごせます。

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また、シンガポールの人はとても素直で親切です。母の話ですが、タクシーでお金を払うとき、気づかず大きいお札を渡し、お釣りはいらないと言ってタクシーから出ようとしたところ一瞬戸惑ったそうでうが、ちゃんと言ってくれたそうです。

最後に東京。東京は世界一安全な都市だそうです。初めてお店に財布を忘れて行って返ってきたときは本当に感動しました。しかし、それをいいことに平和ボケしている人を多くいるのではないかなと感じます。小さい子どもを電車で一人で幼稚園に通わせたり、酔いつぶれて通りに倒れている人を見ているとこちらのほうがはらはらします。

南米は治安が悪いという偏見で日本から行く人は少ないですが、私は南米(メキシコ、ペルー、チリ)に10年ほど住んでいて危ない目にあったことは一回もありません。チリで一回、写真を撮るのに夢中で携帯を盗まれそうになりました。しかし周りの人が「危ない!」と声をかけてくれたおかげで助かったと知り合いが言ってました。このように、あまり治安がいい国に住んでいないため、助け合いながら住んでいるというのが感じられました。東京は安全かもしれないですが、その安全さが逆に人を無防備にしてしまい、もし何かあったときは周りに助けてくれる人もいない気がしました。